【最低限マイルで多くの都市を周る特典航空券】海外2都市・国内2都市に4泊もできる予約のコツと5つのポイント
どうも、
めったに載せない旅の写真(昨年5月@香港)を
載せてみた旅Mです。
昨日の特典航空券の途中旅程変更も、
前もってANAデスクに電話をすれば、
延期(1年先まで)変更できる記事を昨日書きました。
(大事なことを書き洩らしたので追記し、この記事でもフォローしました)
私の記事にはあまりブクマがつかないので、
朝起きたら10もブックマークがついていて、
びっくりしました。
それはさておき、
その中で、
kozi-中国 (id:OKUSURI)さんからこんなコメントを頂戴しました。
どうやったら下記のような「そんな航空券」が取れるのか、
そこで今回、
過去記事はないので、
kozi-中国さんのご期待に沿えるかわかりませんが、
自分なりのポイントやコツをご教授させて頂きたく存じます。
- 【最低限マイルで多くの都市を周る特典航空券】予約のコツとポイント
【最低限マイルで多くの都市を周る特典航空券】予約のコツとポイント
ポイント1:マイルの減少を避けるためハイシーズンを避ける
どうしてもハイシーズンにしか行けない
という方は仕方ないと思いますが、
ANAのサイトにてシーズンマイルを調べて、
ハイシーズンを避けましょう。
年末年始、GW、お盆を
避ければマイルの消費を抑えられます。
今回の香港が該当するZone3でも、
ローシズン(17,000マイル)とハイシーズン(23,000)とでは、
6,000マイルも違います。
欧米にもなれば、15,000マイルも違います。
今回は夏休みのチケットですので、
ハイシーズンを避け、
この期間内で予約を探したいと思います。
私と別日程でも「羽田>大阪>香港>沖縄>羽田」2万マイルでOKの旅程
最初に、
成功例を提示しましょう。
その後に、こうはいかない事例とルールをご紹介します。
では、まず具体的な成功例。
サイトで行きたい都市を入れて検索します。
ということで、
2万マイルで希望の都市を周る航空券が予約できますね。
うちとは別日程で見たので、
うちの例が希少というわけでもなさそうです。
ちなみに、
支払総額が違うのは、
わたしが1月の燃油サーチャージの無い時期に予約したからです。
ただ、ルールを知らない方には、
予約はこんなにスムーズにいかないかもしれませんので、
いよいよコツとポイントをお教えしますね。
ポイント2:国内発でどこかの都市に立ち寄るなら24時間以内でないとNG
途中降機の定義と乗り換え回数の制限
ANAの説明にこうあります。
「日本発(の特典航空券)は途中降機できません」と。
じゃあ、
23時間59分59秒以内は、
どこでも国内「降り放題」ってことね。
(といっても、その先に「香港」に行ける空港に選択は限られますし、
上記のように日本国内での乗り換えは往復路各2回までと決められています)
わたしのおめでたい頭の構造では、
そのように読解できます。
では、
大阪の滞在時間を長くして、
24時間以上の大阪滞在がほんとにできないのか、
チェックして見ましょう。
24時間ルールNG事例
もう少し大阪に長くいたいということで、
羽田の出発時間を早めてみました。
旅行ですもん。
できるだけ訪問都市に長居したいですし、
9時に空港につけば、
10時には大阪満喫タイムを始められますしね。
そして、
次の区間2で最も早い時間が10:55~出発なので、
大阪滞在が24時間を超えてしまうので、
結果として最後の画面で予約NGになるのですが、
ANAの特典航空券のメンドクサイのは、
最後までNGがわからないことが難点で、
改善を求めたいですね。
ただ、
今回は流れを見てほしいので、
気にせず先に進みます。
やはり、
このように進めると、
予約を進めてしまいます。
そして、
手間をかけて進んだ挙句、
NG画面が出てきます。
ほんとややこしい。
おそらくこれを何度かやってしまい、
中には諦める方も いらっしゃるのではないでしょうか?
ANAさん、
ルールから外れたら途中で「赤字でNGですよ」とか
コメント表示させませんか?
いいSIやさん、ご紹介しましょうか。
(たぶん、ANAはいいとこ使っていると思うので、
これは電話したら変わる可能性ありだな)
いずれにしても、
こうならないために、
予約のルールを覚えることも大事になります 。
こうして、
改めて見てみると、
大阪での乗り換えを23時間50分という、
24のジャックもビックリ張りのギリギリ技で、
私は規制のルールの網をスルーしました。
(そういえば、たまもり (id:h163932)さんによる24レガシーの
感想をお読みになりたい方はコチラへ笑。)
個人的には規制の網スレスレで、
ちゃっかり合法・合格となる
得する手段が大好きですね。
次は、
ルールを知らないと、
大抵予約画面では時間帯や総合フライト時間など、
良い予約枠が上から出てきますから、
めんどくさがって上からの選択肢しか見ない人が
陥ってしまう盲点です。
ポイント3:往路・復路で最初の都市&最後の都市を乗換地にする経路はNG
区間の乗り換えはなんとなく良い時間で選ばないこと
次は香港から沖縄の航空券選びでのお話です。
実は区間3の画面では、
上からズラッとたくさんの香港発の
ANA便がリストアップされて出てきます。
長いですが、ANA箇所を全部掲載・記録しました。
なぜなら、
後で説明いたしますが、
ここでANA便を選んでしまうと、
沖縄滞在はできないんですよ・・・
ここでなんとなく上から沖縄に良い時間につく
便を選んでしまいがちですよね。
でも、これではダメなんです。
これも最終画面で、
NGがでます。
旅程の途中で往復各路の最初と最後の都市は経由できない
これも
「往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由するような経路となる地点を目的地にすることはできません」
という、
ANA特典航空券のルールを覚えておかなければなりません。
わかりますか?
上のNGの例では、
往路スタート地点:東京
目的最終地:フランクフルト
ですから、
この間の経由地に、東京が入ってはいけないのです。
逆に、
OKな事例では、
往路のスタート地点:東京
目的地:ソウル
復路のスタート地点:ソウル
復路の目的地:福岡
ですから、
復路に往路のスタート地点の東京が入ることは
問題ありませんね。
以上を理解すると、
今回の旅の復路は、
スタート地点:香港
目的地:東京
ですから、
香港>東京(成田・羽田)>沖縄>東京(羽田・成田)
という上記に出てきた航空券を取ることはできません。
ポイント4:海外提携航空会社を使うことで海外発しか使えないはずの特例が生まれる
日本発のANA便だけでは乗換地で24時間以上の滞在はできない
実は今回の予約の流れで、
香港>大阪>沖縄>羽田の復路で、
香港>大阪の部分もANAにすることは可能です。
しかし、
その場合は、
このルールによって、
国内部分で24時間以上の滞在はできなくなり、
沖縄でホテルにゆっくり何泊もするどころか、
SFC修行のように、さっさと東京に戻る羽目になります。
原則として経由地で1泊(24時間以上)できるのは、海外発の旅程航空券
海外発(=往路の出発地のこと)
の旅程であれば、
すべてANA便でも、
このルールに従って、
経由地で24時間以上の滞在ができます。
しかし、
今回の私の旅程が不思議なのは、
日本発の旅程のはずなのに、
沖縄での24時間以上の滞在(途中降機)が実現している点です。
なぜでしょうか?
海外のANA提携航空会社の便であれば、途中降機できる!
こればかりはANAさんに聞いてみてください。
なぜなら、ANAのWEBサイトにある「利用条件」は、
ANA便に関しての利用条件らしいのです。
そして、
ANA便でなく、
海外の提携航空会社を使うことにより、
別の利用ルールの適応で、
沖縄滞在が可能になったんですって。
参照:海外提携航空会社利用時の主な原則
(コメント欄:いるむ様より。明記を見つけられていないので、
そのまま転載させていただきました。ANAのプラチナデスクも
ちゃんと教えてくれればいいのに・・・)
これ私の場合は、
何でわかったか・・・
電話です!
もともと電話したのは、
特典航空券の利用条件がよくわからなくて、
ANAの人にもっと説明してもらおうと思って
電話したことがきっかけでした。
そして、その際に
(その時は台湾のケース)
「台湾から沖縄寄って、沖縄に何日か宿泊して東京に戻ってくる
というのは、さすがに日本発の航空券では作れないんですよね・・・?」
と厚かましくも丁寧に伺ってみました。
すると、
「すべてANA便ではできませんが、
台北>那覇をエバー航空さんにしていただければ、
提携会社との利用条件が適応になり、可能なんですよ」
と言われ、今回のルールを覚えました。
その際に、デスクのお姉さん(Oさん)に、
「ANAのWEBの利用条件に書いてないですよね。
これ自分で判断するにはどうしたらいいですか?」
と伺ったところ、
「今回のように、お電話くだされば、ご一緒に最適な旅程を
ご相談のうえ、ご提案できるかと存じますので、ぜひお電話ください。
あるいはご面倒ではございますが、
WEBのシミュレーションで不可となるかならないかをご確認ください」
とのことで、
電話した方が早いんだ!
と改めて思いました。
私はいつも、
ごちゃごちゃ書いてあるのを読むのが得意でないので、
すぐに電話してしまうのですが・・・
「紳士的にずうずうしく、
厚かましくも丁寧に」
をポリシーにしていてよかったと思います笑。
以前のアマンの予約の取れないと言われた
アフターヌーンティの予約でも、
WEBでダメなのに、
電話で一発OKということも記事にしたことがありましたね
さらに、
ケンさんid:mmmmfly
のブログでも電話で新発見があったとの記事もありましたし、
聞くのはタダだし、
得することが多いってことですね。
ポイント5:希望の日程でうまくいかなければ前後の日程も見てみる
今回の旅の日程を別の日で見てみると、
(出発日を1日早くしてみると)
香港から海外提携航空会社を使うとしても、
この日はエア・インディアはなく、
エバー航空で台湾で一泊するか、
エアチャイナで北京に一泊するか、
を選ばなくてはなりません。
ただ、
1人あたり3000マイルは増えてしまいますが、
なんとこの少ないマイルで、
海外2か国+国内2都市をいくことだって可能です。
お得ですね。
このように、
日程によって組める時間も旅程候補もバラバラになるのです。
私は、
これから世界最大の人口大国になり、
独特な世界観を持つインド人と雰囲気を早く娘に接してもらいたい=
国際教養と教育のために香港>大阪という短い時間なら、
エアインディアがありかなあと狙って、
この日程がいいなあと思いました。
あと、
夜遅くに台北、北京に着いて、
朝早くに出発するのも、
娘がかわいそうかなあとも思ったコトももちろんありますが!
さらに、
今回は選び放題でしたが、
徐々に「空席待ち」が
前に見た時よりも増えていた印象を持ちました。
ですので、
日程に柔軟性を持つと、
今回のようなお得な特典航空券の予約に
成功出来やすいともいえるでしょう!
得する特典航空券を見つける効率を上げる探し方
今回は説明の流れでの
「わかりやすさ」を重視した検索を使いましたが、
慣れると、
下記のように「大阪」を外して検索するのもありです。
そうすると、
東京香港のパターンがいっぱい出てくるのですが、
通常とは違い、
経由地に長居をしたいわけですから、
時間の長くかかる側から選びます。
こうすると、
自分で24時間をカウントせずに、
さっさと旅券を 選べて「楽」です。
このような流れで予約をしようとすると、
以前私が提示したような画面になります。
なお、
もし香港から大阪に帰国後、
大阪>那覇
那覇>羽田を1年先延ばしにすると、
大阪が滞在都市(途中降機)になってしまい、
沖縄は乗り換え先になるので、
24時間以上は滞在できませんので、
ご注意ください。
まとめ
日本発の特典航空券で少ないマイルで1都市でも多く滞在して旅を満喫するには・・
- さっさと願望をANAに電話してぶつけてみること
- ハイシーズンを避けること
- ANA特典マイルの利用条件をある程度理解すること
- ANAの提携航空会社を1便利用すること
- 日程に柔軟性をもって探すこと
が重要です。
ANAの利用条件にあった図解のように
今回の旅程を図解にすると、
こんな感じですね。
以上、
【最低限マイルで多くの都市を周る特典航空券】の
予約のコツと5つのポイントでした。
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